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路地裏。
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再び痛みを伴った強い衝撃を感じた俺は目を覚ました。
「う……いっ…た………」
反射的に体を起こそうとすると頭に激痛が走った。
「あ、起きた。早くないか、まだ始めたばっかりだぞ」
「まぁ、連れてくる時に頭一発殴っただけだったからな」
誰だ……こいつら………?
目の前には下品にニタニタと笑っている見知らぬ高校生らしき3人組が、こちらを見下ろすように立っていた。
どこかの部活のものなんだろう、全員青を基調として複数のラインが入ったジャージを着ていた。
ど、こだ…ここ……?
痛む首をかばいながら周りを見回すとどこかの路地裏のようで、少し向こうには車が通っているのが見えた。
嫌な予感がする。
早く逃げなくちゃいけないのに頭以外にも目が覚めるまで殴られていたらしく、体中が軋んで上手く動かない。
それでも、頑張ってどうにか逃げようとしているとそれまでずっと何か話していた3人組のうちの一人が小さな瓶のようなものを持って歩いてきた。
「はい、逃げんなよ~?そんな悪い子にはお仕置きー」
そう言いながら俺の頭を乱暴につかんで無理矢理上を向かせ、いきなり瓶に入っていた液体を飲ませた。
「うっ……!!!ぐ…あがっ……!」
「おら、早く飲め。吐き出すなよ?それ結構高かったんだからなぁ」
男は抵抗する俺に液体を飲ませ終わると男は掴んでいた手をぱっと離し、支えるものがなくなって地面に崩れ落ちた俺の手足を縛り始めた。
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