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同思9
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思えば、学校の奴とまともに話すのは初めてかもしれない。
ましては今日、さっき知り合ったばかりの相手にこんな話をするなんて
「入学式の時の言動が許せなくて梶浦の事を怒ったんだよ。そしたら、まぁお察しの通り。
よくわからん梶浦の王様気質が発揮されて俺は今日まで友達がいない」
「、、、。」
「逆にすごいよな、あんな自己中な野郎と友達になれる奴がいるなんてさ。
で、丁度その時矯正屋に出会って軽い気持ちで依頼したって訳」
「…そうだったんだ」
俺は間を保つためにドリンクバーから取ってきたジンジャエールを飲む。
影山にも飲んでいいよと飲み物を進めると小さく頷いてストローをくわえた
「俺は、"飛ぶまで帰れまてん"っていうメニュー撰んだ」
「ぼ、僕は"暗闇30分"っていうやつを…」
"飛ぶまで帰れまてん"のほかにそんなのあったのか…。
もう全然覚えてない
貰ったチラシはぐしゃぐしゃになってどっか行ったし
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