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仲間1
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あれから3日後。
すぐ影山のラーメン屋バイトが本格的に始まった。
「影山くんどんぶり洗っといて!」
「は、はい!」
「影山くん!赤いお椀と餃子のお皿分けといて」
「はい!」
自分で言うのも変かもしれないが、かなり人気があるこの店は暇な時間なんてない。
バイト初体験の影山にとってはキツいはずなのに弱音1つ吐かずに一生懸命働いている
「疲れた?」
休憩中影山に聞いてみると「うん、でも楽しい」と微笑みながら言った。
土曜日の今日は人の混みもすごい
初めてのバイトでキツいとは思っていたが、続けていけそうでホッとした。
この調子ならお金もすぐ集まりそうだし
「草野くんはスゴいね」
「え?」
唐突にそういう影山
「草野くんならすぐに友達できると思う。」
「だといいんだけど」
俺が笑いながら言うと影山も少し広角を上げた
「こんなにいい人をいじめるなんてやっぱり梶浦くんは最低だ」
「いじめる…って言うかなんと言うか…まぁ、梶浦はな…。」
梶浦は今ごろ何をしているのだろう
2回も過激な矯正をされて、心も体ももうボロボロだろうな
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