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仲間2
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梶浦がしぶとい男だからってあんなことをされて平常心でいられるわけがない。
「依頼者が誰なのかっていうの、梶浦くんに知られることはないんだよね?」
「そうだろうな…。まぁ矯正屋が極秘にする事なんて信用はしてないけど」
「バレるの…僕怖いなぁ」
「大丈夫だよ」
そんな話をしていたら休憩時間が終わってしまった。
今日は終日客の出入りが激しく、かなり忙しかったが本当に影山がいてくれて助かった
「草野くん」
「ん?」
「あの…えっと、」
「どうした?」
「こ、こんな僕をバイトに誘ってくれてありがとうっ!」
無駄に大きな声でそう言った影山。
手にグッと力をいれてすべてを出しきった様子だ
コレを言うのにどれだけ勇気を振り絞ったことだろう
「いや、影山入ってくれて店長も助かっただろうし、俺もバイト楽しくなったよ。ありがとな」
俺がそういうと影山は満面の笑みを浮かべて頷いた
こうやって誰かと喋りながら帰るのは初めてだ。
とにかく楽しかった
また、バイト頑張ろ
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