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意識1
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放課後。
授業を終えた俺は影山と駅で待ち合わせた
「朝あいつらに見つかんなかったか?」
「うん…多分ね」
「コソコソと何をやってたんだ」
「分からないけど、字がいっぱい書いてある紙を見てなにか話してたよ」
俺達が話していると、梶浦と今村が向かってくるのが見えた。
俺は二人に気付いてないふりをして影山と話を続ける。
しかししばらくして、
「あ、草野じゃーん」
と俺らに気づいた今村が声をかけてきた。
あーめんどくさい。
隣に梶浦がいるからか妙にご機嫌な今村はポケットに手を突っ込んでニヤニヤと笑っている
一方梶浦は…
いっこうに俺と目が合わない…。
いや、合わせようとしていないのかもしれない。
俺自身も梶浦の第2ボタンまで開いたシャツから見える鎖骨を目にした瞬間、矯正されている淫らな梶浦の映像が一気に頭に流れてくる始末だ
「、、、。」
「なに黙ってんの草野。無視とかいい度胸じゃん?」
「…あっ、わりぃ」
今村の声で我に帰る
「お前なんなのさっきから駿ちゃんのことじろじろ見てさー。やめてくんない?」
「見てねぇし」
ニヤニヤと変わらない表情で俺に圧をかけてくる今村。
やっぱり梶浦とは目が合わない
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