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龍王の倉庫に行ってみた 5
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「いいけどさー、何するの?そして何時まで?」
「何するかは今から考える。何時までっていうのは、今日夜勤みたいな感じだからさ、明日そのまま学校行くことになる。」
…はい?
「え、ここに泊るってこと?」
「そゆこと。」
こいつ、淡々と言いやがった。
えー…、とまりかよ…。
まー…いいか。
「ちょっとまって。連絡するわ…。」
俺は外泊するときは家に連絡をしないといけない。
これは、過保護とかそんなんじゃなくて、もし、誘拐とかだったら一大事だから。
一般家庭と違ってやくざの家だから。
俺のことを誘拐する相手なんて、対抗する相手しかないからな。
もし、本当に誘拐だったらすぐに対応できるようになっている・
だから、外泊するときには連絡をする。
「…連絡しなきゃいけないのか。」
「まぁな。でも、ダメってことじゃないから、大丈夫。」
「そっか!!!」
…一喜一憂とはまさにこのことだな。
俺といっしょにいて何が楽しいんだか。
「もしもーし。」
『おう。』
「今日帰らないわー」
『わかった。ちなみにどこだ?』
「龍王の倉庫」
「え。」
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