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密室に二人っきり。―菅原×日向―にしおりをはさみました!
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密室に二人っきり。―菅原×日向―
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「ス、スガさん、いきなりどうしたん……ちょ、ちょっと!!何してんっすか!!//////」
「………何って…。ヒナタの服を脱がそうと思って。……俺に見られるの、恥ずかしい…?」
クスッと笑う俺に。
ヒナタは顔を真っ赤にして口をパクパクする。
「だ、誰かに見つかったら………は、恥ずかしいに決まっ…うわあ…っ…///!!」
動揺して隙だらけのヒナタのTシャツの裾に指を滑り込ませると。
俺の指に驚いたヒナタの身体が。
ビクッと反応して…動いた。
そして。
「あっ…/////」
ヒナタの口から甘い声が漏れて。
その声に。
俺の身体の熱が一気に熱く高ぶっていく。
「ヒナタ………今の声、可愛い…」
「~~~//////(泣)か、可愛くなんかっ、ないです……っ!!俺、女の子じゃないし!!///」
動揺しながら否定するヒナタを見て、またチュッと髪にキスする。
「ヒナタは女の子じゃなくても、可愛いよ?俺、どんなヒナタでも好きだし。」
ガンガン攻める俺にヒナタは真っ赤な顔で「あ~」とか「う~」とか唸り出した。
そんなヒナタを葛藤をスルーして。
もっと近くへと。
身体を沈めていく。
「Σ!?ちょ、ちょっと、タンマ!!スガさん!!///いつもの…優しくて世話好きなスガさんはどこいっちゃったんですか!!/////」
口元を押さえて、もう片手は自分のTシャツをギュッと握り締めているヒナタを見ながら答える。
「ヒナタ、どうかした?……今の俺、いつもの俺と同じだよ?……ヒナタの可愛い喘ぎ声に聞いたらさ、俺…興奮しちゃった♪……だからかな、もっとヒナタに触れたいし…ヒナタの事、もっと深く知りたいって…思っちゃった」
「だから…もっと触っていい?」
「~~~//////さ、触っちゃ、ダメですっ!!//////」
俺の言葉に驚いたヒナタが、慌てて両手で胸元を隠して。
その女の子のような仕草に。
ドキドキする。
う~ん……。
「触っちゃダメ」が「触っていいよ」って煽られてるような気がしてしまう俺って…。
結構、危ないヤツかも知れない…(苦笑)
真っ赤な顔で俺を警戒するヒナタを見て。
俺は思わず、苦笑いを浮かべた。
「…ヒナタもみんなも…さ、俺を買い被り過ぎだって。俺、爽やかでもないし、しっかりしてるワケでもないし。それにいつも優しいワケじゃないよ。それに俺も男だから。強引に行動する時だってあるよ。それも好きな子とこんな状況で我慢なんかできないし。……ヒナタ、意味……分かる?」
さっきからずっと俺をジッと見つめていたヒナタは。
俺の言葉の意味を理解して。
真っ赤な顔でコクコクと黙って頷く。
そんな可愛い反応をするヒナタの頭を撫でながら。
それでも俺は…。
先輩、後輩の関係じゃない。
その先に……もっともっと進みたい。
でも、それは…。
ヒナタも俺と同じ気持ちじゃなきゃ。
じゃなきゃ……ヒナタを傷つける。
そんなの……俺は望んでなんかない。
だから焦ってはいけない、そう思って。
……本能をギリギリで自制する。
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