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密室に二人っきり。―菅原×日向―
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「うん。そーだよ。……ヒナタさ、自覚してないみたいだけど…無防備過ぎる。普段から上目遣いで見つめたり…こんな密室で俺に抱きついてきたり…。「あったかい」とか、「そばにいたい、安心する」とか、さ。そんな可愛いコト言われたら俺…ヒナタが好きだから……興奮するよ…」
スイッチが入ったせいか。
いつもの俺じゃない、積極的な俺に。
自分自身、動揺する…(汗)
ヒナタに優しくしてあげたいハズなのに。
こんなにガツガツいきたいワケじゃないのに…。
目の前のヒナタに欲情して。
自制がきかない。
俺ってこんなキャラだったっけ…?
さっきから動揺が治まらない。
出逢ってすぐは【可愛い】って印象しかなかった。
でもヒナタの純真な姿や笑顔に、いつの間にか。
……目が離せなくなってた。
それからずっと…。
ヒナタを見ているだけで手を出せずにいた俺だから……。
二人っきりになれるチャンスも、想いを伝える事も、きっと。
――――今しかないんだって。
そう思うと。
やっぱり我慢なんか、できない。
「ス、スガさん…俺、いきなりそう言われても……///…?…ス、スガさん??」
様子がおかしい俺を心配したのか、ヒナタが話しかけてくる。
そんなヒナタをジッと見下ろして。
顔にそっと触れてみる。
「……ヒナタは俺の事、キライ…?」
「……///あ、あ…えっと…その……///」
顔を赤くして言葉に詰まるヒナタを見ていると。
……俺を意識してるのが分かる。
それでも。
もっともっと、俺を見て欲しい。
俺を意識して目が離せなくなるように。
俺だけを、好きになるように。
「…俺はヒナタが好きだよ。初めて見た時から可愛いなぁ、って思ってた。いつも笑顔で元気で明るくて人懐っこくてさ。だけどすごく負けず嫌いで…。いろいろと問題を起こして世話が焼けるけどさ、そこも全部含めて。ヒナタが好きだよ……だから…」
「ヒナタを【俺だけのもの】にしていい…?」
悪戯っ子のようにニコッと笑う。
「えっ?えっ?それはどういう……」
「…ヒナタを【俺のもの】にするね?」
笑顔でにっこり笑う俺に。
ヒナタの顔がひきつって固まった。
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