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7章-p3.5にしおりをはさみました!
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7章-p3.5
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薄暗い部屋、妖艶に光るライトがその部屋の濃さを増す。
「そうなの、順調って事ね」
ザムシルの報告を受けリラレルは頷いた。
「はい、大まかな部分は設計通りに進んでいます。」
「よかったわね、でも面倒くさくなったら言ってね。私がやっつけで仕上げてあげるから。…まあ、今更面倒なんて言わないと思うけど。」
「そう、ですね。気が済むまではやります。」
「わかったわ。私の方も特にないから、戻ってよし。」
「了解しました。…その、1ついいですか。」
「なあに?」
「あいつは、どうしてます?」
「ダードの事?大丈夫、元気よ。最近はやる事も色々あるみたいだし。」
「そうですか。やる事、というのは?」
「んー、それは秘密にしておこうかしら。別にやましい事じゃないのよ、それだけは言っておくわ。」
「はぁ…」
「あの子だって我慢してるんだから、あなたも少しは焦れったさを感じた方がいいわ。」
「分かりました。では、そうします。」
「はやく終わるといいわね。」
「なるべく早く終わらせたいと思ってます。」
「あの子のためにも、かしら?」
「どうでしょうか。自分へのご褒美の為、かも知れませんね。」
「そうね、あなたはもっとご褒美を貰っても罰は当たらないわね。」
「そうだといいんですけどね。お時間頂いてすみませんでした、オレはこれで失礼します。」
「ええ、休みはしないのだろうけど…おやすみなさいザムシル。」
「おやすみなさいませ、リラレル様。」
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