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発情にしおりをはさみました!
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発情
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クラクラしていた頭はもう落ち着いた。
でも高鳴る鼓動も激しい渇きも落ち着くどころかジリジリと俺を追い詰めている。
どうしたんだろう。
こんな風に温和が欲しくて堪らないなんて…
うつむいたままの俺を温和は心配してくれていたけど、俺は下半身が反応しないようにするだけで精一杯。
「大丈夫か?」
マンションの駐車場に着き、手を取られ車から降りる。
ヤバい。 本当にどうしよう…
エレベーター内、温和に触りたくて、触れて欲しくて堪らない。
部屋に入ると俺は温和に抱きついた。
「千?」
グリグリ下半身を押し付けて、服越しに温和のと重なるように擦り付ける。
「本当にどうした?そんな可愛いことすると、俺も抑えが効かない」
俺の与える刺激に温和のモノも反応してきた。
頭を撫でる優しい手を取り、握り締める。
「温和のせいだよ。
温和が愛してるって言ってくれたから…だから、俺、嬉しくて…自分でも抑えられないほど温和が欲しくなったの
だから…温和でいっぱいにして」
こんなにおねだりしてるのに、温和は冷静で俺の手を離すと
「部屋、寒いね。 もう少しすると暖まるから待ってて」
と部屋の中に入っていってしまった。
待てない。
もう欲しくて、想像しただけでこんなになってるのに…
ふと目を向けた先に兄さんと孝哉からのクリスマスプレゼントがあった。
俺のものと一緒に紙袋がある。
これ温和へのプレゼントなのかな…?
何が入っているのか気になって、見ていると温和の声がかかった。
「何してるの?寒いから早くおいで」
「温和、これ温和へのプレゼント?温和のはなんだったの?」
温和は困った顔をした。でも
「気になる?見てみたい?」
「うん!!」
「じゃあ、寝室に行こうか。そろそろ暖かくなっただろうし…」
寝室に!!
俺の期待は嫌でも高まる。
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