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18歳以上ですか?
3にしおりをはさみました!
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3
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空港に付くと松川と花巻が立っていた
4人で時間まで何でもない会話をしていた
「…ほんとに、行っちまうんだよな…」
「なんか日本代表と友達って、スゲーな……」
「でしょー?もっと褒めても良いんだよ☆」
「うわぁー、相変わらずうぜぇな!」
「マッキー酷いよ!」
そう言っていると
“間もなく76便の予約時間が終了します。
お乗りの方はお急ぎ下さい。”
「……もう、行かなきゃ。」
「おう!元気でな!及川!」
「体調には気を付けろよ!ほら、岩泉」
松川に俺は半歩前に押される
「じゃあね、岩ちゃん、さよなら」
「…………おぅ」
俺は顔を見れずに及川の靴をずっと見ていた
それだけ!?もう当分会えないんだよ!?
それでいいの!?ばか!岩ちゃんのバカ!!
俺の中の及川が拗ねている、でも、目の前の及川は
荷物を持って俺に背を向けた。
さようなら。その言葉は別れの言葉。
でも俺の頭は今も、遠くに消えていく今でも
明日及川と何を話すのか、久々に明日晩飯に誘おうか
俺は、及川との明日を見ていた。
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