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チョロおそ1話『買い出し』にしおりをはさみました!
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チョロおそ1話『買い出し』
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ポツポツ
ポツポツ
雨がどんよりとした空から降る今日この頃
~松野家の自宅~
午後14:00
母親「おーい、暇なニート達~」
おそ松「何~?母さん」
母親の声で漫画を読んでる
おそ松がすぐに反応してその次にカラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松が母親の方へ視線を移す
母親「すぐにおそ松が返事をしたから、おそ松
夕飯の買い出しに行ってきてちょうーだい!」
おそ松「え?」
母親がすぐさまにお金が入った財布とメモ帳を手渡す。おそ松はキョトンとした顔で母親をマジマジと見つめ
おそ松「なんで俺なの?」
母親「あら?だって“暇なニート達”って呼んだら、
すぐに返事返したのはおそ松じゃない?だからニート達の代表として夕飯の買い出しに行ってきてちょうーだい」
ーーーうえぇーっ!?マジかよ!!くそっ、こんな事になるなら返事しなきゃ良かった!!ーーー
おそ松はすぐに反応してしまった事を後悔する。
母親に「暇なんでしょ?」と強く言われてしまえば断れなく「分かった」と頷きトド松は他人事のように「買い物の手伝い貰って良かったねぇ、暇そうだったもんね!おそ松兄さんー」とスマホを弄る
ーーー相変わらずドライモンスターなヤツーーー
トド松の態度に少しムカッとするおそ松
そんな中カラ松は罰が悪そうにし母親の方を見ては
カラ松「おそ松一人でいかすのは...」
母親「カラ松は父さんと一緒にタンスの片付けの手伝いをしてちょうーだいね」
カラ松「え...」
おそ松が強姦された事を知ってるのはカラ松だけのため、こんな雨の時に一人でおそ松を買い出しに行かせるのを心配しては母親に言葉を遮られては父親の手伝いを任されて何も言えなくなってしまう
おそ松はカラ松と母親の会話を聞いてなく窓から覗くどんよりとした空を眺めては小さく肩を竦め「心細いな....」と小さく呟く
母親「じゃあ、おそ松頼んだわよ」
おそ松「あ、あぁ...」
玄関に向かって行ったおそ松を見てカラ松は
『自分もついて行ってやりたい』と思いつつ雑誌を読んでるチョロ松の肩を叩く
カラ松「なぁ、ブラザー」
チョロ松「何?...カラ松兄さん?」
カラ松「いきなりで悪いが
兄貴と一緒に買い出しに行ってくれないか?」
チョロ松「え~、おそ松兄さんがいくら金遣いに荒いからって買い出しのお金を勝手に使うほど馬鹿じゃあないでしょ?」
カラ松「そうだが。いや、そっちの心配じゃなくて。おそ松をこんな薄暗い天気の時に1人で外に行かせるのが心配なんだ...!」
チョロ松「...カラ松兄さんさ、心配し過ぎなんじゃない?おそ松兄さんは男で成人してる大人だよ?」
カラ松「そりゃ男でも...最近は物騒だから心配になるに決まってる。俺が着いて行きたいのは山々だが手伝いを任されてる身だから。チョロ松、頼む...」
いつものカラ松と違って真剣な顔で痛い言葉も無しで言うものだからチョロ松は溜め息を吐き「分かったよ」と了承する
カラ松「ありがとう!チョロ松!恩にきる」
安心して満面なく笑ってチョロに礼を伝えればチョロ松は雑誌を閉じて立ち上がる
チョロ松「恩にきるって...大袈裟だよ、カラ松兄さん。
母さん、おそ松兄さんと一緒に買い出し行ってくるね」
母親「あら、ありがとう。チョロ松」
チョロ松「うん、いいって」
居間から出て行き靴を履いてるおそ松に声をかける
チョロ松「おそ松兄さん、俺も一緒に行くよ」
おそ松「え...おっ、おー。そっか、じゃあ一緒に行こうぜ」
1人で行く事のが心細かったのでチョロ松が一緒に行くと言えば心から嬉しそうにして傘置きに置いてある自分の傘を取りチョロ松の分の傘も手渡し玄関のドアを開けてから2つの傘を開き
おそ松とチョロ松は傘を差しながらスーパーに向かっていく。自宅からおよそ10分後にスーパーへ到着する。
おそ松「メモ帳を見る限り今日の夕飯はカレーライスだなぁ!」
チョロ松「うん、そうだねっ。台所にカレー粉が置いてあったし...」
メモ帳に目を通せば
にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、豚肉、記入されてる為、今晩は“カレーライス”だと当て材料をカゴに入れていき会計を済ませ再び外へ
おそ松「そういやー、チョロ松と2人で買い出しに行くの久しぶりだな」
チョロ松「はは、そうだね。成人してからはみんな好きなように行動してるからね」
おそ松「あぁ...」
ビニール袋を手に持ち傘を差しながら歩き出して笑う。
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