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姉上達の命令は逆らえない④にしおりをはさみました!
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姉上達の命令は逆らえない④
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「ーーーーっと、言うわけなの」
時刻は現在朝の5時ちょっと過ぎ。1時間ほどそのBLについて熱弁された俺は、朝から物凄く鬱になりそうだ
心なしか頭が痛い。俺は眉に皺を寄せながら、考える人のポーズで姉に聞いた
『…で?つまり、お姉ちゃんと母さんは腐女子だと。それで、俺にホモがいっぱいいる羽笠高校へ言って、逐一その状況を電話で報告して欲しい…と?』
「その通り!よく理解できたじゃない!」
じゃねえよ!!!!!
は!?なに!?その腐女子の妄想というものを叶えるためだけに、俺をその高校にやるわけ!?
もっと弟を大切にしろよ!!!
そんな俺の言葉を読んだかのように、姉が大きいダンボールをもってきた
『……これは?』
(嫌な予感しかしねぇ…)
今の俺には、このダンボールが爆弾より不吉に見えて仕方が無い
だが、姉の無言の圧力に負けて、渋々とその箱を開いた
『……フード?』
中に入っていたのは真っ黒なフード。しかもとてつもなく大きい。
絶対サイズあってないだろ、これ。
意味がわからず首を傾げる俺に姉は言った
「ゆうはこれ来て学校へ行って頂戴ね。私たちだって実の弟が襲われたり犯されたりするのは嫌だもの。(こんな可愛い子が男子校なんていったら、全校生徒に犯されちゃうわ)」
いや、そう思うんなら、行かせんなよ
って、思うくらい 許して欲しい。
どうせ、姉の命令には逆らえないのだから
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