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第十六話にしおりをはさみました!
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第十六話
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罅)「昔からむかつく顔しながらも料理だけは美味かったよね」
韵)「…ん?それって褒められてんの?」
罅)「貶しながら褒めてる」
韵)「貶しさえ無ければ嬉しかったな…」
苦笑いの俺とよく笑う罅
お前は気づいてるのかな…
無理する時必ず下向く癖がある事
韵)「あ、そういえばさ俺仕事がある時はあいつらが来るからお母さんと一緒に帰れよ」
罅)「お母さん…?」
韵)「あぁ、伽羅って奴」
罅)「あぁ…あの人…」
韵)「そそ、2時間仕事する事になるけど帰ってくるからちゃんとお利口さんにしとけよ?」
罅)「当たり前でしょ…」
帰ってくるって言うとホッとした顔をしたのを俺は見逃さなかった
韵)「ほら、出来たぞ手伝え〜」
罅)「はーい」
割れないコップとお箸を罅に持たせて
料理を俺が持っていく
罅)「美味そう…」
韵)「ほら、罅忘れるなよ?」
罅)「あ、頂きます」
韵)「はい、どーぞ」
罅)「ほんとチャラ男のくせに凄いよね」
チャラ男…ね…
韵)「何気にぐさっと来た」
罅)「それは光栄です」
韵)「デスヨネ。」
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