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第五十七話にしおりをはさみました!
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第五十七話
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罅)「はぁ…最悪だ…」
起きた瞬間にラブラブを見るとは…
屋上に行くか…
罅)「先生は…居ないっと」
屋上まで走ってドアを開けて新鮮な空気を吸い込む
罅)「ん!!!いい気持ち…」
ここなら泣いてもいいよね…
俺はもうひとつ上に登って寝転んだ
罅)「…」
涙が次から次へと出てくる
罅)「はは…」
止まる事を忘れたかのように流れだす
罅)「なんで泣いてんだろ…」
それすら分からないただ泣いている
罅)「弱くなったんだな…」
俺はポケットからスマホを取り出し耳にはめて音楽を聞き出した
罅)「…少しは紛れますように…」
そう願いながら目を閉じた
ちょっとして誰かに叩かれた
罅)「…!?」
目を開けると貂眞さんがいた
貂)「お前一年のくせに生意気だな」
笑いながら言うって事は心配してくれてるって事
罅)「ねぇ…貂眞さん…俺今すっごく苦しい…辛い…あの二人見たくない…」
貂)「…そうか」
罅)「これが…恋なのかな…」
貂)「だろうな」
罅)「じゃあ失恋決定だ(笑)」
貂)「…来い」
罅)「ふぇ…(泣)」
貂眞さんはやっぱり優しい頭を撫でながら抱きしめてくれる
罅)「…ぷはっ…」
息できないほどに…
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