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red-3にしおりをはさみました!
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red-3
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「きいろくん、こちらが君の友人の?」
「失礼します!あの...斎藤緑です。きいろの同居人です。今日は、全く関係なのに招待していただいて」
俺は慌てて自己紹介をし、頭を下げた。
「ほう。なるほど。わたしは、きいろの大学の赤江です。今日を待ちわびていたよ。どんな子なのかとワクワクしてたんだ」
赤江先生は、上から下まで俺を見つめてふむふむと頷いていた。
「先生、そんなみどりを見つめないで。みどりびっくりしてます。」
「ああ、どうも観察グセが抜けなくてね、体のバランスが非常にいいね。あ、失敬失敬。知的で真面目そうな好青年じゃないか。こんなところで立ち話もなんだし、早く家に入ろう。どうぞ」
そう言って赤江先生は、自宅へ招いてくれた。
きいろは、赤江先生に心を許していて親密そうにみえた。
「赤江先生は、ユーモアで素晴らしい先生なんだ。みどりも絶対好きになるよ」
きいろは、きらきらとした目で赤江先生を見つめていた。
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