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出逢い 7にしおりをはさみました!
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出逢い 7
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急な指示が飛ぶ。
「朔馬、ここ曲がって!」
「こっちか?」
「そう、おっきな道に行くの」
「んー、じゃあ次はこっちに曲がるんだな」
そう言った朔馬に、奈都は驚いていた。
「すごいね~!なんでわかったの?」
「ここら辺は、わかるからな。ほら、出たぞ」
車通りの多い道に出た。
「次からは、奈っちゃんの案内が必要だな」
「えっとねー、こっち!!」
奈都が指したは、隣町へと続く方向だった。
「…隣町から来たのか?ずいぶん遠くから来たな」
突然、頭の上からキュルル~ンと音が鳴る。
「…奈っちゃん、もしかして腹減ってる?」
慌ててスマホを見ると、PM1:10と表示されていた。
「う…ん、お腹鳴っちゃった~」
「あー、どうするっかな…」
1人だとお腹も減らない時があるから飯抜きをしてしまうが、そうもいかない。
「奈っちゃん、パン食べれる?」
近くといえば、パン屋しか思い出せない。
「パン、好き~!」
「…まず、腹ごしらえしてからな」
そう言って、奈都をパン屋へと連れて行った。
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