アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
プロローグ3にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
プロローグ3
-
「そこ静かにする」
三条先生が指摘した。俺たちはまず席に座って、はいと返事をした。
三条先生は、理央のメイクや髪に対して何も言わない。それに理央のことを全く気に留めていない。
そこに少し違和感を覚えつつ先生の話を聞いた。
三条先生の話は普通の長さだった。この後始業式があるというのも大きいけど。
俺の担任はいつも話が短いからな。
「後、明日テストがあること、忘れてないよな?数学は30点以下だと補習だからな?」
三条先生は数学担当だから、数学の補習の基準を言った。
・・・テストあるのかよ・・・。なんでそこはリアルにしたんだ。
半年以上前やったことなんて半分くらい忘れてるんだけど。
「じゃあ体育館に行くぞ。出席番号順に並べよ」
学園長の小さな声を聞いて、始業式は終わる。
学園長の話はいつも長い。10分も雑談をする。寂しいのか?
始業式が終わると今日は帰ることができた。
でも明日テスト・・・やりたくないな。
補習になるのはもっと嫌だし勉強するか。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
19 / 154