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18歳以上ですか?
34にしおりをはさみました!
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34
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あぁ、美味しそうな匂いだぁ...。
涎でそうだよも〜!
先ほどの冷や汗を見事に吹き飛ばしてくれた美味しそうな匂い
「あぁ〜なっちゃん!なぁんだ来てくれたんじゃん!!」
俺を指さして満面の笑みで笑う姿は犬だ。
犬だぁ〜よーしよしよし、いいから俺を指さすなよ
その指へし折るぞ
「来たか」
「あ、聖先輩!」
背の高い碧の後ろに少し被っている聖先輩は無茶苦茶かわいい。
でもほかの人から見ればかっこいいって言うんだろうなぁ...。
俺はすぐに駆け寄ってお辞儀をした。
「えっなっちゃん俺のこと無視???」
「聖先輩、もしかしてお待たせしていましたか...?」
申し訳なさすぎる!!先輩を待たせるとか...
あはは、まぁ数十分前まで2人で行けよとか言ってたんだけどぉ
てへぺろりーぬ
「いや、別に大丈夫だ。」
無表情なのにイケメンとか本当に羨ましい
「無視なの???ねぇってば!」
「なんだ居たんですか」
「ねぇ酷くない??なんで俺だけ??」
「おいあそこに空いてるぞ」
と指さしたのは奥の方の席。
さすが聖先輩わかってらっしゃるぅ!!!
壁付近の席なだけあって周りを凄く見渡せる...。
皆こっち見て赤面してるのがキュンキュンするよね。
かーあいい。
「ふふ、なっちゃん嬉しそうなお顔〜」
碧は満面の笑みでそう言うと俺の頬っぺをツンツンと押した。
「「「きゃぁああああ」」」
今ので何人か倒れた...相手は俺なのに鼻血出してるやつもいた。
よくわかんないなぁ...。
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