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君との出会い③にしおりをはさみました!
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君との出会い③
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「ゆきー‼」
俺たちは少しの間他愛もない話をしていると誰かを呼ぶ声が聴こえてきた
青年は呼ばれたほうへ顔を向けると青年と同じくらいの年の青年が立っていた
ゆきと呼ばれた青年はその青年に駆け寄っていった
ゆきっていうのか……かわいい名前
覚えておこう
そんなことを考えているとゆきと青年の会話が聴こえてきた
「雪、どこにいたんだよ!!心配したんだぞ!校内見学の時にいなくなるだなんて!探してもどこにもいないし、いたと思ったらこんなところにいて!もぉ~!!!でもよかッよ、無事で」
青年はそう言ってゆきをぎゅ~と抱きしめた
「たつや苦しいよ‼ごめんね、心配かけて。オープンキャンパスがつまらなくて……ぬけだしちゃった」
オープンキャンパス?ということはこの二人は高校生か……?三年生??
まぁいい、雪と本当に運命で繋がれているのならきっとまた来年ここで会えるはずだ
それまでの間に変わろう……変わっていこう
そして入学式初日、君を見つけたんだ
いつも遠くから君を見るだけ
学年が違って、広い大学の中で君を見つけると嬉しい気持ちになった
でも、たまに見る君はいつもどこか上の空
ある日大学のカフェで君は寝ていたね
泣いた後なのかな?目が腫れてるよ……
君を泣かせるのは誰?
君にそんなに想われているのは誰?
あのときの笑顔は全くない
君の笑顔が見たいよ
君を笑顔にしたいよ
君が泣くのも想われるのも俺になればいいのに
君は俺のことを覚えているかな
また、君と話したいよ
そして君と再会してから君と話せるチャンスがきた
合コンの人数合わせ
ゆきと出会ってから遊びをやめた俺は最初は断った
それでもせがんでくる友人
友人の横にいる青年に目がいった
いつもゆきと一緒にいる子だと気づいた俺は条件を付けた
その青年を見て言う
「ねぇ、君の友人にゆきくんって子いるでしょ?その子連れてきてよ?それが条件」
それに渋々了承した青年
そして俺はやっと君と話すことが出来たんだ
これが君との出会い
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