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親友はにしおりをはさみました!
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- しおりがはさまれています
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親友は
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「……き、……ゅき……ゆき、雪!!」
自分の名前を呼ばれ、現実に引き戻される
「……ごめん、なに達哉?」
「なに、じゃねーよ!昼休みだらか食堂に行こうって言ったの!!大丈夫か?今日、ずっとボーっとしてるけど?」
「ごめん、考えごとしてて……」
達哉は心配な顔で俺の顔を覗きこむ
達哉に心配かけちゃった……しっかりしなきゃ
いつの間にか、授業が終わっていた
いつ終わったんだろう……
そんなことを思いながら達哉を見て
「もう大丈夫だよ」
そう言ってにこっと元気アピールをしてみるが、達哉の顔の表情は変わらず
「何かあったんだろ?昨日のことか?」
何で達哉はなんでもお見通しなのだろう……
「やっぱり、そうなんだな?」
俺が返事をしないことに、イエスだと悟ったのだろう
「……ぅん」
「雪、話して?俺は、いつでも雪の味方だから」
何で達哉は分かってしまうんだろう?
いつも達哉には敵わない
ちょっとのことでも、達哉は変化に気付く
ありがとう、達哉
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