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ビギナー18にしおりをはさみました!
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ビギナー18
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(神田語り)
ええっと。お尻は確か出口だった筈だ。
女の子にはちゃんとそのための入り口があるけど、男には無い。だから、お尻に挿れようなんて発想は安易過ぎじゃないか。さっきの足の間でスリスリするやつでも充分じゃないのかな。
俺は、半分ニヤけ顔のエロおやじを見据えた。
あれじゃあ春馬先生が満足できないのだろう。セックスとは穴に挿れることであって、股に挟んで擦ることではない。女の人の心地なんて分かんないけど、俺の股よりかはいいだろう。ちょっと悔しい。
春馬先生にいっぱい気持ちよくしてもらったから、今度は俺が返す番だ。断ったら嫌われるかもしれない。そっちの方が心配だった。
本当に痛かったり、嫌だと感じたらちゃんと言おう。それまでは耐えることにした。
「先生、汚くない?手が汚れちゃうかもしれないよ。」
お尻の穴にたっぷりとゼリーを纏った中指が挿ってきた。入り口をゆっくり広げている。
下半身には違和感しか感じない。反対から異物を入れることが無かったので、さっきより緊張していた。俺のお尻がちゃんと役に立つといいんだけど。こんなんで興奮してくれるのかな。
「ゴムを指に着けてもよかったんだが、紘斗の感度が鈍るから止めた。汚くないよ。付けて欲しかったら言ってくれ。渡しておく。」
枕元からコンドームを取り出して、春馬先生が俺の側に投げた。いきなり出てきた大人の必需品に、俺は焦って視線を逸らした。ピンクの輪が生々しい。使い方を知らないから貰っても困るよ。
「もうちょっと奥に行くから、痛かったら教えて。」
「うん。ぁ……ぁぁ……指がどんどん飲み込まれるね。やだ……指を出し入れするの……変な感じがする。ぅぅ……変……なにこれぇ……先生、こんなの楽しい?」
「ああ、すごく楽しい。」
気持ち悪いけど、何故か後引く感覚がお尻に残る。出し入れされる度に、それが蓄積されて、段々お尻が熱くなってきた。
違和感より、熱さが勝って勝手に腰が動いてしまう。知らない間に指が2本に増えていた。広げられたお尻にもっと出し入れして欲しくなってきた。何かがおかしい。
「あつぅい……お尻が……熱いよ。」
「とろとろだ。ゼリーも溶けてる。柔らかくて、息をするみたいに入口が動いてるよ。紘斗はあれだな。素質があるんだな。」
「素質……何の?意味が分かんないよ。お尻の?ぁぁ……んっ、入り口が気持ちいい。変になる。」
「ここを弄って、不快にしか思わない人と、気持ちよくなっちゃう紘斗みたいな人がいるんだ。もっと奥の気持ちいい場所を、ほんの少しだけ触るよ。びっくりしないで。」
そう言いながら、グッとある場所を軽く押された。ビリビリと電気が走ったような感じに、思わず春馬先生を涙目で見てしまった。
続けて2回擦るように触られて、自分が再び勃起していることに気付く。
「はぁっ……せんせぇ、おかしくなるから、も、だめぇ……ふぅ、や、ぁぁんっ……いやだ……もっと……ぁぁっ……」
もう駄目だ。よく分かんないけど、ジリジリと何かが押し寄せてくるようだった。
先生の腕を掴みながら、肩でゆっくり息をしていると、突然指を抜かれた。あれよあれよと言う間に、後ろ向きにされて、腰を引っ張られる。お尻を突き出す姿勢を取らされて焦る俺に春馬先生が後ろから抱きつき、耳元で囁いた。
恥ずかしい。お尻を全開に晒している。
「これ以上、自分を抑えるのは無理だ。初めてだから挿れるつもりは無かったのに、お前が煽るから……いけないんだよ。ゆっくり息を吐いて、力を抜いて。いい子だ。」
背中に唇の優しい感触を感じた。何度も何度もキスが後ろに落ちてくる。
力が抜けた隙に、固くて太いものがお尻に入ってきた。指とは違う圧迫間に、息が止まりそうになる。それこそ凶器みたいだ。
お腹がそれでいっぱいになって、別物に切り取られたみたいに制御不能になる。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……はるま、せんせい……うごいて、いいよ。」
きっとさっきみたいに、眉間にしわを寄せて耐えてるのだろうと想像して、促すように言うと、少しして凶器が動き始めた。
「可愛いことばっか言ってたら、大変なことになるぞ。止められなかったら、ごめんな。紘斗のナカは最高に気持ちいい。あったかくてキツイ。ん……ぁぁ……」
本当はお尻が痛かったけど、春馬先生が気持ちよさそうに色っぽい声を出したので、どうでもよくなった。
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