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「ところで、休憩時間なんだけど、まだ練習するの?」
とゆーちゃん先輩に言われ、4人はハッ!と気付く。
時間を忘れて、練習していたらしく、辺りを見渡せば各自休憩を捕っていた為に、4人も遅れて水分補給に向かう。
学校の授業みたいに50分練習して、10分休憩を繰り返し行い、ソレを17時迄行う。
余った時間は全員で片付け、若しくは体力強化にランニングしたり、パワーアンクルを付けての基礎練習になる。
尤も中1年が居るから、主に7月と8月初めは基礎練習をメインメニューになるが。
ココで体力強化が上手く行けば、大会に出ても、相手選手からのパワー負けが無いらしく、ソレを上手く活かした如月・佐藤ペアは、出る大会に負け知らずと言う結果を残して来ていて、今尚連勝中である。
ソレを踏まえると、新中1年の綾人と涼のペアにも期待が懸かり、密かに学園内で盛り上がっている。
最初の休憩が終わり、綾人と涼もコートに戻ろうとしたが、何時の間にか来ていたコーチが呼んだ。
「お前達はこれから又、パワアンを付けた上で、ゆっくりで構わないから練習して欲しい。」
と言われ、普段使ってる5キロから+3キロを付けた練習を言い渡された。
半ば渋々、部室に行きロッカーから腰用と両足首のを取り出して、その場で付けた。
実は、既にアンクルだけで15キロを付けた練習をしており、十分だと思っていたが、更に腰に+3キロ追加となってしまった。
ただ、今の部室に予備のアンクルが何処に在るのか判らず、結局マネージャーを呼んだ。
「浅田、腰用のアンクル、3キロのを付けて練習を言われて探してるンだけど、何処にある?」
と、綾人が聞くと、驚かれた。
「えっ!? 更に腰に付けるの? 痛めないかなぁ?」
心配されている。
涼も苦笑しながら
「知らんけど、コーチが言ってるから、仕方無くねぇか!?」
と、言うしか無い。
「けど、コーチって今の2人のアンクルの重量、多分知らないよ?」
とマネージャーが言うが、諦めるしか無い。
「兎に角さぁ、3キロ追加して、コーチの前に行けば、良く無い?」
と、綾人が言うと、2人も一応納得して、アンクルを追加した。
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