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「昨日はすごく酔ってたけど、二日酔いはしてなさそうだね」
ベットの横、俺の座っている横へと膝をついた高宮さんは俺の額に手を伸ばした。少し冷たい高宮さんの手。
「あの…。すみません。此処、高宮さんの家ですよね?」
俺は高宮さんが自分に触れていることで、心臓がドキドキしているのを一生懸命隠すため冷静を装った。
「気にしなくていいよ。俺の家の方が近いしね」
未だ額に手を触れたまま、笑顔で答えた。
朝からこの笑顔は反則だ。
「………顔を、洗いたいのですが…」
これ以上、高宮さんに触れられているのに冷静でいることができない。
「じゃあ、顔洗ったら朝ごはん食べよう」
そう言い、やっと額から手を離した高宮さんは立ち上がった。
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