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部外者にしおりをはさみました!
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部外者
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side:悠
学校の校門から出るとか、そこには俺の家の車が停まっていた。
「なに〜今日も仕事?」
「だから迎えに来てるんじゃありませんか」
まあそれもそうか。
基本的に俺、迎え目立つのが面倒で断ってるし。
「今日は何の仕事なの?」
「借金の回収です」
ああ、大した仕事じゃないのか。
それなら直ぐ帰れるかなあ
生徒会の仕事しなきゃいけないんだけど。
そう思いつつ、車に乗り扉を閉める。
しばらく舎弟と話をしながら黒塗りの高級車に身を任せていると、キキッとブレーキの音がして車が止まった。
「どうぞ」
扉が開いたから降りると、今までの借金の片付けとはレベルが違うボロアパートに開いた口が塞がらない。
「随分とボロいねえ…」
確かにこんなボロアパートに住むくらいなら相当金に困ってたのだろう。
まあこっちも父さんから言いつけられた仕事だから、やるっきゃないけど。
「で?どこの部屋?」
side:悠 終
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