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18歳以上ですか?
182 Rにしおりをはさみました!
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182 R
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Side ハミド
赤く染まった髪をもて遊びながら、顔をじっくり見たくて髪を掻きあげる。上目遣いに切なそうなシオンの目線を感じながら受ける口淫に、気を抜くと持って逝かれそうだ。
ぴちゃ、ぴちゃと舌を使い先端の先走り汁を含まれ、裏筋を舐めたり親指でなぞられたり…
本当にシオンは、俺を喜ばせる事が上手になってしまった。
睾丸を優しく触りながら、片方を口に含んだり…愛情は感じるのに、違和感がある。
違和感、そう…。一つはローションとコンドーム。
今まで無理させていたから、シオンに負担がないようにだと思った。我慢するのは辛いが、シオンの身体を傷付けたいわけではない。
しかし、行為はしても良いと言う。
もう一つの「キスは禁止。」
これは、何だろうか。
今日は何かを口に入れている訳ではないし、以前はシオンも気にしていなかった。
「考え事か?俺、下手でごめんね…」
シオンが不機嫌そうに言う。
そして、シオンのいつもとは違う物悲しい雰囲気。
「違う、何故か今日はシオンにお預けを食らっている気分だ。シオンがしてくれるのは、嬉しい。」
「そうか…。顎も疲れて来たし、ハミドをそろそろ迎えにいかないと…」
シオンはローションを手の平に取ると温めだし、横座りで、俺にお尻が丸見えの態勢になる。蕾がひくひくと誘う所にローションを塗り出した。蕾の周りをマッサージするように解していく。ビチャビチャと音で俺の耳を刺激しながら、中指を一本、奥まで挿れる。
「んっ、んんっ…ふぅう…」
そのまま出したり入れたりをしながら、もの欲しそうな尻の中にまたもう一本、人差し指を入れている。
「うぅ…ふぅ…」
うっ艶かしい…手伝いたくて身体を起こし動こうとすると「寄るな。そこに居て。」と、冷たく言う。
俺をその場に縛りつけるよう、睨むシオンの目。
蒸気した顔は色づき、唇は濡れて荒く息を吐いている。
その目すらゾクゾクして腰を抑えつけて突き上げてやりたいのに、この淫らに動くシオンは俺を煽り、何も、させないのが目的のようだ。
指二本で中を押し広げ、ここまで大きくなった事を見せつけると、ぱっと離し、蕾が閉じるとまた指を入れ始める。俺のモノは痛い程勃ち、それを見ながら扱くだけでもいいとすら思える程、我慢の限界だった。
指が三本咥えられるようになると、息を切らしながら、シオンが誘う。
「ハミド、ふっ…俺が、欲しくなった…?…はぅっ…」
「さっきから、ずっとお預けを喰らい、気が狂いそうだ…」
「そっか…じゃあ、んっ、ゴム…んっ、ゴム付けて…あげるね…」
「自分で、付ける。早く俺を受け入れてくれ。」
「じゃあ…付けて。後ろから…で、いぃ?」
「何でもいい。早くシオンの中に…。」
切羽詰まっていることを伝えるが、
「んっ…じゃあ、このまま、迎えに…ぃ…くな…?」
シオンも何を意地になっているのか、この状況はよく分からない。
手早くゴムを装着して、シオンの足を引く。
のろのろと起き上がると後からシオンの蕾はゆっくり俺のものを飲み込んだ。
「はぁ…はぁ…あはぁ…あぁ…」
呼吸を整えると、ゆっくり動かす。
焦れったい動きとゴムの感覚に脳がおかしくなりそうだ。
「ハ…ミドも…動き、たい…?」
何故聞くのか分からないが、そうしたいと言うと、じゃあしていい、満足したらそのまま放置して身体はベッドに捨てていいからと、途切れがちに言う。頭の中は疑問と、シオンの痴態と、いつもより鈍くはあるものの、中の気持ち良さと…それから何だろう…。
もう、考えるのも辛くなり、ガムシャラに腰を突き上げるとシオンが泣き出し、俺は、無理やり犯しているような気分になった…。
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