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君だけの 友sideにしおりをはさみました!
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君だけの 友side
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「生春巻きは絶対入れろよ。」
さっき大和から部屋で待ってるとメッセージが入っていた。
しかし仕事で疲れて夕飯を作る気力が無いので、革命で
買っていくことにした。
本来、テイクアウトはないんだけど、特別にしてくれた。
「うるせぇなぁ。文句言うなら持ち帰らせねぇぞ。」
「作ってんのはお前じゃねーだろうが、諒太。」
マスターが弁当を作ってくれてる間、カウンターで麦茶を
飲む。
本当はビールでも飲みたいけど、今日は車だからな。
「そういや転勤のこと大和くんに言ったのか?」
「いや・・まだ・・・。」
「ふ〜ん。・・・ところで、レオから連絡とかあるか?」
「レオ?いや、別にないけど。」
「じゃあ・・・大和くんにレオから連絡きてるとか言ってなかった?」
「はぁ?何でレオが大和に連絡すんだよ。しねーだろ。」
「・・・・」
「・・・何黙ってる。お前、何か隠してるな?」
「い、いや、別に俺は・・・・」
「何でレオが大和に連絡とるんだよ。おい・・・」
何か嫌な予感がした。
俺はカウンター越しに、諒太に摑みかかる。
「おい、諒太!!レオの野郎、大和に何しようと企んでやがる!お前何か知ってんだろ!?おいっ!!」
ガクガクと掴んだ胸ぐらを振り回すと、勘弁してくれと
言うように、俺の腕を抑えてきた。
「ま、待て・・・、ふぅ・・。レオが何しようとしてるかは知らない。・・ただ、お前たちのことを心配して、大和くんと連絡を取りあうって言っ・・・おい、友!!!」
「マスター、ありがと!」
テイクアウトの弁当を奪うように掴み、俺は車に飛び乗った。
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