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レオの受難 レオsideにしおりをはさみました!
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レオの受難 レオside
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「お待たせっ!ごめんなぁ、遅なって。」
「レオさん、こんにちわ。僕こそ、お忙しいのに無理言ってごめんなさい。」
「いやいや、全然大丈夫やよ。コーヒー頼んでもええかな?」
「はい。すみません、コーヒーを1つ。」
「ありがとう。んで?俺に用って何?」
「はい。わざわざ電話で呼び出してごめんなさい。あの・・・友さんのことなんですけど。」
「うん。」
「今度、友さんの誕生日なんです。」
「あぁ、そうやなぁ。お?ということはプレゼントの相談かな?」
「はい。友さん、仕事柄アクセサリーは身につけないんですけど、プライベートで出かける時は結構着けてて・・
・。僕、ブランドとか全然知らないんですけど、友さんの好きなブランドとかご存知ないですか?」
「お〜、知ってる知ってる。教えたげるよ。あ、でもあんまり高いのはあかんよなぁ。お手頃ブランドで好きそうなやつはなぁ・・・」
「高くても、大丈夫です。えと・・・10万円ぐらいまででお願いします。」
「えっ!そんな大金どうしたん!!や、や、や、大和くん、もしかしてえ、え、え、え、援交・・・・!!」
「援こ・・・・ちっ、違いますよ!貯金と、これから入るお金を合算したらそれぐらいの額になるかなって。」
「これから入るお金・・・?親からもらうのん?」
「いえ。・・・これは、もう1つのお願いになるんですけど・・・僕、アルバイトをしようと思って。」
「アルバイト?へぇ〜、そうなんや。」
「はい。・・・でも、友さんは絶対に反対すると思うんです。」
「あ〜、しそうしそう!反対しそうやわぁ〜。過保護やもんなぁ。あはは〜。」
「はい。なので、レオさん。僕の味方になって下さい。」
「う・・・うん?味方?」
「友さんの猛攻を退けて欲しいんです。」
「・・・むりっ!!なぜなら怖いから!無理無理!絶対無理!」
「レオさん・・・・」
「や、大和くん・・?そんな哀しそうな顔せんといてぇや・・。」
「僕・・初めて出来た友達に誘ってもらったんです。夏休みの間だからいいよって、親にも許可を貰いました。友達と夏休みも過ごしたことがなくて・・・。レオさん、僕のことは助けてもらえないですか?」
「ちょ・・直球やな!助けへんとか言われへんやん・・。」
「ありがとうございます!」
「え?ま、まだ返事してな
「僕、レオさんなら何とかしてくれるって思ってました!」
「そ、そうなん?でもまだ返事してな
「よし!じゃあ早速友達にも連絡しときますね!」
「ちょ、ちょっと待っ
「ありがとう、レオさん!」
キラキラ〜
キラキラキラキラ〜
そんな眩しい笑顔で言われたら・・・断んのとか絶対無理やん?
「任しとき!俺にっ!」
俺、アホやん・・・・・
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