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制裁。にしおりをはさみました!
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制裁。
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食堂から出て向かったのは、屋上。
時々さぼるときにいる、良いさぼり場所。
今日はポカポカであったかいし心地よい風も吹いていて丁度いい。
「いってやったな。」
りぃが、さっきの僕の言葉について言ってきた。
まぁ…当たり前だよね。
「…覚悟が…ある、ならね。」
自分だけ特別なんて、思ったらだめ。
だから、あいつは嫌いだ。
まるで自分は特別みたい…
ほんと、吐き気がする。
屋上のフェンスから、双眼鏡で校舎を眺める。
僕の親衛隊が制裁されてたら助けてあげないと…
友達なんだから、助ける。
喧嘩を使ってできるのはこのくらいだから。
…どんなに遠くても、ね。
「…永久って、変なところ無気力じゃないよな。」
「…いい、じゃん…
あ、発見…」
僕が見つけたのは、僕の親衛隊3人が小柄な生徒2人と大柄な生徒5人に迫られてるところ。
制裁じゃない可能性もあるけど、制裁だったら大変だから行く。
急いでスケボーを取り出して場所を告げ、向かった。
「おい!置いてくんじゃねぇよ!」
…あ、忘れてた…。
ま、いいよね。
後でどうせ会えるし、今は助けるのが先。
まにあいますように…!
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