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18歳以上ですか?
〃にしおりをはさみました!
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〃
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家の中でも、もっとも広い会議室らしき部屋に移動。
広すぎるから、よくわからない部屋もあるんだよね。
「ついたぞ。心の準備しとけ。」
「はい。」
前髪をおろし、整える。
ピンは服の胸ポケットに挟んでおく。
桜の綺麗なデザインがついていてワンポイントアクセントになるしね。
(ガチャ…)
「すまん。遅れた」
父さんが入っていく。
そのあとに続いて、僕も入る。
「…失礼します。」
心の準備はしてても、こういうときって緊張するよね。
なんていえばいいのか言われてないし。
「おーい、聞いとけよー?
こいつが神無月 永久。俺の息子だ。」
そのまま、紹介される。
…何か言うべきかな…
「うっは!すげぇちび!」
いきなり笑い出した金髪のでかい奴。
…失礼すぎでしょ。
ちょっと、殴り飛ばしたいのを我慢して、待つ。
「永久、なんか言っとけ。」
…なんか…
じゃあ適当に。
「さっき紹介された通り、神無月 永久です。
身長が低いのはコンプレックスなんで、そのことについて何か言ったやつはまぁ…油断しないようにしてくださいね。」
僕の恨みは忘れたころに返すから。
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