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トラ先生慄く①にしおりをはさみました!
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トラ先生慄く①
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「うちに連れていらっしゃい。」
トラ先生にそう言われて、ぼくは同級生をトラ先生のお宅に招きました。
「えっっ、はあっ!?古宮先生!?なんで!?え、、??」
玄関先でにこやかに出迎えてくださったトラ先生を目の前に、同級生が狼狽え慌てふためいている。
「えっと…」
「あらあら…」
ぼくとトラ先生が同時に口を開く。
「ようこそ。さあ、あがってちょうだい。」
広いリビングのソファーに同級生を案内して、トラ先生は自己紹介をされる。
「るうちゃんの恋人の古宮 児虎よ。よろしくね!」
「…梶本 衆(かじもと しゅう)です…。」
「ふふっ。梶本君、あたしのこと知っているようだけど、ごめんなさいね。世間が狭くて、あたしは君のこと知らないの。」
トラ先生は眉を下げて困ったように首をかしげられる。
ぼくも梶本君がトラ先生を知っていたことに驚きを隠せず、ソファーに座ってすっかり萎縮してしまっている同級生をまじまじと覗き込んでしまった。
「………。」
どうして、このような亊になったのかというと…
二週間ほど前ーーー
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