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宮本、イケメン教師とする風紀委員長に嫉妬するにしおりをはさみました!
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宮本、イケメン教師とする風紀委員長に嫉妬する
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「そんなに後ろに欲しいんですか?」
小坂先生の拘束具ははずされた。もう、小坂先生は逃げようともしなかった。それどころか、
「欲しい……」
などと、恥ずかしげもなく言うのだった。
「アナルが腫れ上がってしまいますよ」
生徒会長は、小坂先生のアナルを指でひろげて調べながら警告した。
なのに、薬物を要求する依存症患者のように、小坂先生は言うのだ、
「いいから、くれ……」
と。
その言葉を聞いて、眼鏡の風紀委員長が率先して小坂先生に手をかけた。
「ああっ……いい……」
風紀委員長に後ろを突かれ小坂先生が声をあげた。
「ふふふ……」
宮本の身体を触りながら生徒会長は言った。
「校長とあんなにしたのに、小坂先生は、まだ欲しいなんて、淫乱だねえ、宮本くん?」
生徒会長は言った。
「しかも、たいして親しくもない生徒の風紀委員長にされて、あんなに喜んでいるなんて、どれだけビッチなんだろうね?」
そう言って生徒会長は宮本の耳の後ろを撫でた。
生徒会長は、からみあう二人には聞こえないような小声になって、ひとりごとのように言った。
「小坂先生が、あいつに夢中になったとしても無理はない」
会長は、からみあっている二人から目をそらした。
「だって本当は、あいつの方が生徒会長にふさわしい。文武両道で容姿も精神的にも」
生徒会長は、
「なのにあいつは……風紀委員長は、俺を超えられないのさ」
とほくそ笑んだ。
宮本は、気が気ではなかった。生徒会長の話も気になるが、それよりももっと、小坂先生と風紀委員長のようすが気になってたまらない。
「あっ……イイッ……そこっ……」
小坂先生は相変わらず風紀委員長に突かれて淫らな声をあげていた。
「ソコ……もっと、お願い……」
小坂先生の色っぽさに、見ている宮本は、ごくりとツバを飲みこんだ。
「先生……お願いなんかしちゃって、いいのかな……」
風紀委員長は、ノリノリだ。
「んっ……ごめん……だって、君が……」
小坂先生も、風紀委員長にすがりついて、まんざらでもなさそうに見える。
「ふふっ……先生ったら、いやらしいんだから……」
なんだか風紀委員長は楽しそうだ。宮本は、ギリリと歯がみした。
「宮本くん、僕の話、聞いてる?」
生徒会長がとがめた。
「あっ、すみません、聞いてます」
宮本は、そう答えたものの、やはり、からみあっている二人が気になって仕方がない。
「……あいつ、美男だろ……。眼鏡をとると実は……。無自覚だけど」
生徒会長は、苦しげに言った。
そういえば、そうだ。小坂先生も、風紀委員長を見つめて、うっとりしている。
「小坂先生は面食いのドMだからな。ああいうドSな美男に弱いんだろ」
生徒会長が見ているのは、風紀委員長の方のようだったが、宮本と同じように、生徒会長も、状況を無視した二人の意外なイチャイチャぶりに、気が気でないらしかった。
会長は、イチャイチャし続ける二人に聞こえるような大きい声で言った。
「宮本君の大好きな小坂先生は、とんだ淫乱だね。誰とでも、あんな風にするんだから。それでも宮本君は、まだ小坂先生のことが好きなの?」
宮本は首を横に振った。僕の告白は拒んでおいて、潔癖なのかと思えば、風紀委員長とは、あんなにすぐイチャイチャするんだ……と宮本は拗ねた。風紀委員長は、大人っぽい……それは三年生だし……。くやしいけれど、今の宮本には、かないっこないライバルだった。
「そうだよね。よかった。じゃあ、僕としよう」
生徒会長の手が、宮本の下半身に触れた。
「いやです」
宮本は、小声で拒んだ。
「だって、こんなになってるよ?」
宮本は、もじもじした。
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