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タクミにしおりをはさみました!
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タクミ
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「和の部屋は、三階の一番奥ね、で、ちなみにここのNo.1はタクミ。彼が一番人気ね。
あ、そうそうここでの名前は基本的にあだ名、だから、和は和でも、一応、カズって呼ばせてもらうわ」
手際よく、簡単に教えてもらい、僕は自室に行くことにした。
「カズの本格的な仕事は明日からだから、今日はいろいろ見たり聞いたりして、学んでいってね」
理奈が下から、そう叫んできた。
はぁ…これからも大変そうだな…
じっとしてても暇だから、散策するか、
僕は仕事着に着替えた。
ここでの仕事着は着物らしい…
グレーをベースにした、ゆったりとした着物だ
一回に降りると、そこには5つの部屋があり、それらが恐らく、お客さんとヤる場所になるのだろう
障子で隔てて、のれんがかかってあるだけだが、声はあまり漏れておらず、静かな音楽が流れていた
少し奥に入ると、男娼たちの休憩所のようなところがあり、何人か人がいた。
「は、はじめまして…今日からお世話になります、カズといいます。よろしくお願いします、」
「あぁ、君がカズか!理奈が昨日言ってた子だね、よろしく!俺はレン!一応、ここでは二番でやらせてもらってまーす」
ちょっとチャラいけど、華奢な体つきに白い肌、多分比較的攻めになる人なんだろうな…
「カズっていうんだ!よろしく、俺はタクミ。理奈から聞いてるかな?俺が一応ここのNo.1やらせてもらってます。わからないことあったらなんでも聞いて、」
「よろしくお願いします…」
あの人が、タクミさん…
受けも攻めもどちらでもできる雰囲気だな…
「あの、た、タクミさん…」
「タクミでいいよ、ってか、ここではさん、くん付け禁止だからね」
「えっと、タクミ…僕、ここのことよく知らないから教えてもらってもいいかな?」
「あぁ…、そうしてあげたいのも、やまやまなんだけど…俺、後5分で次の客くるからなぁ…
レン!お前がやってあげろ!」
「俺??!
ま、いいか!じゃ、行くぞカズ!」
僕はレンにひきづられるように案内されていった。
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