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7にしおりをはさみました!
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7
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「あ、ミズキ」
その途中でりおはオレを振り返って何?と首を傾げていたら、
りおはまた、オレを喜ばせる言葉を紡いでくれた。
「おはよう」
「……っ!
うんっ!おはよっ、りお!」
-side理緒-
いつもの癖でカラコンを外して寝てしまって…、それを知ってたからだろうか?
俺を部屋まで送った後、たぶん俺が寝ている間に秋斗がアイマスクをつけてくれたのは。
……でもなんであんな変な柄の…。
まぁ、気にしてもしょうがないか。
その秋斗の気遣いも無駄にしてしまって、俺は裸眼をミズキに見せてしまった。
でも、ミズキは何も言わなくて…。
ただ、綺麗だと、そう言ってくれて…。
パンが焦げないように気をつけながら俺は首を傾げていた。
「…もしかしてミズキは魔王のことを知らない…?」
「当ったり」
テーブルに座ってテレビを物珍しげに弄っているミズキを見ながら呟くと、すぐ隣から返事が返った。
「あ、ウルハもおはよう」
「おはよ、魔王様」
ミズキが起きると…中には入れなくなるのか…?
そんなことを考えつつ、俺はミズキに聞こえない程度の声でウルハに疑問を囁く。
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