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18歳以上ですか?
3にしおりをはさみました!
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3
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「…いつこっちに来たのー?」
「昨日だってさ」
「あ、そっか。新月だったもんねー、昨日って。歪み、出来ちゃってたんだ…」
そんなレイとハルカの会話を聞きながら、ミズキがギュッと服を握ってくる。
「りお…どうして?」
…その声はどうして?どうして言ってしまったの?というように小さく震えていた。
「大丈夫。ここにいる奴らは全員向こうを知ってるから。…だから、もし何かあった時はこいつらのとこに行くんだぞ?」
「全員知ってるの…っ!?」
「あぁ。…まぁ逆に言うと俺たちしか知らないんだけどな」
しかもその内三人は正真正銘の悪魔。
それは心の内にそっとしまっておいて、
「やっぱりねー、ほら、俺の思ってた通りっしょ?」
「でもあんた、ミズキはあく「葵、それより俺お腹減ったから食べさせて?」
「なっ、何言ってるんっ!?それぐらい自分で食べって!」
「あおい」
「ぅ…。…もうっ、しゃーないなぁ」
「ん」
「…………こいつらうぜぇ…」
いちゃいちゃしてるマオと葵に秋斗がそんなことを呟いているのを苦笑して聞きながら、俺たちもその輪の中に入って行った。
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