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柔らかい感触にしおりをはさみました!
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柔らかい感触
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「はは、寝てるの?こんな所で寝るなんて誘ってるのかなぁ」
「………」
こいつ……殴ってやろうか。
誘ってないし、ここ風呂場だから。思考回路がどうかしてるんじゃないのか。
狸寝入りを続けていると、春樹の息が顔に触れた。それと同時に口に柔らかい感触がして、ビクッと肩が揺れる。
「…ッう、ん」
「ふ、やっぱり起きてた。おはよう」
目を開けると、いつもの調子で笑った。
「な、なな、なんで…はあ!?」
顔に熱がはしる。と同時に鳥肌がたつ。男にキスされた。しかも最後に舌で唇舐められた!!!
しかもしかも……
「あれ、もしかして初めて?」
「……ッツ!!死ねこの野郎!!」
最悪最悪、最悪!!!
バシャバシャと音を立て、浴場を出る。勢いよくベッドへ倒れ込み、大きく息を吐いた。
「………さい、あく…」
まだ消えない柔らかい感触に、奥が疼いた。
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