アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
〃にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
〃
-
「っ返せ!!」
「うわ!」
ぎりぎり取り返せた…!!
まあセーフだ。よかった…
「もしもし!」
《…おい、悠舞。
さっきの奴、誰だよ。》
むすっとした声で尋ねられる。
此処だと口調戻せねぇ…!
「えーっと…
佐久間君!隣!」
《?…どうした?
口調違くね?ってか、今のがマリモか。》
仕方なく単語で話す。
…勘がいいから気づかれちまったが。
まあ、分かってくれたから良かった。
「悠舞!そいつと話させろ!」
「ちょっと。
電話中くらい静かにしてくれないかな?」
暁紀の声を聞いて大分落ち着いたため、いつも通り返す。
でも、その口調を聞いてか暁紀が笑い出した。
《ククッ…ハハッ!
お前がその口調とか…マジメみたいでキモイな!》
「暁紀もちょっと黙って!」
きもいとか失礼だな!
俺だって真面目になれんだよ!
《あ、マリモと話してやってもいいぞ。》
「ほんと?ちょっと相手に疲れてたんだよね…
んじゃ、スピーカーにするよ。」
《おう。》
少し本音が漏れたが、気にしてはないだろ…
よし、マリモ。
さっさと俺を開放してくれ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
29 / 69