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大混沌パーリー #16にしおりをはさみました!
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大混沌パーリー #16
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アンさんside
今、そらる君と、手…繋いで…、
顔が熱い。
こんなときは、仮面があって良かったとつくづく思う。
「アンさん、ここです」
わ、…高そうなお店…、てかここ予約しないと入れないお店じゃ…、
「…、そらる君、ここ高いよ?」
「知ってますよ?…、せっかくのアンさんとの食事なんですから奮発させてくださいよ…、!」
わわ、なんか申し訳無いなぁ…、
そんな風に思っていると、手を引かれ、店に入る。
手を繋いでいる僕たちを店員さんはすごい目で見ていたけど、
そらる君はそんな事は気にしていないようで、店に入っても席に着くまでは手を繋いでいた。
席は、個室で和風だった。
壁もちゃんとしきられ、さっきまで騒がしかった店内とは思えないくらい静かだった。
「アンさん、なに食べます?お酒とかは飲めますか?」
お酒…、好きな人の前で飲む勇気はない…、
「そらる君とおんなじの食べる、!…んとね、オレンジジュース…、」
「ふふ、好きなの食べて良いんですよ?俺の奢りなので気にせず!オレンジジュースですね!アンさんはお酒苦手なんですか?」
「いや、悪酔いして迷惑かけたくないしね、…」
会話は、そらる君が繋いでくれたお陰ですごく続いた。
そらる君、話合うし優しいな…、
料理が運ばれてきて、二人で舌鼓を打った。
そして、食事を終えて、店を出て。
…あぁ、もうお別れか…、結局言えなかった…、
とか思った瞬間。
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