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距離にしおりをはさみました!
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距離
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あれから僕は毎日のように図書館に行くようになった。
グレンが家を出てから僕は図書館に行き、夕方には帰って夕飯を作る毎日はとても楽しかった。
しかし、何かが違う。
グレンが図書館へ連れて行ってくれたあの日からグレンの態度は変わってしまった。
何が変わったのかと聞かれれば何も答えられないような些細な事。
でもなんだか距離を置かれているように感じてとても苦しい。
「グレン、さん…」
「どうしたんだ?」
どうして距離を取るのか、聞きたくても聞けない。
グレンを困らせたくはないし、何より僕を嫌いになっただなんて言われたらって考えると声がけ出ない。
「なんでも…ないです…」
僕は必死で涙をこらえて俯いた。
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