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18歳以上ですか?
.にしおりをはさみました!
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「まぁ風紀に付いてかなりたつ、だいたい嘘をついてるとかは表情を見ればだいたい予想はつく」
俺表情みえなくね?マスクと前髪w
「で?」
「まぁ勘もそれなりに合うんだよ、それに雰囲気が悪い奴じゃない」
それだけ?
「委員長サンはもっと人を疑った方がいいと思うよー」
「それに――…悪い奴ならもうこの教室にこないだろう」
軽い調子で声をかけると予想の斜め上の答えが返ってきて逆に納得した
「そりゃそうか」
――
――――…
「っだりー...」
委員長と話しているとストレス飛ぶわー。本当に飽きないw
まぁ、それも最近行けてないんだけどね...
あれから早いもんでもう二週間たった
はじめは俺のこと疑ってんのかなーとか思ってたけど、普通になんでもないこと相談してくるし焦ったw
まじで委員長の個人話だったわ。
あ、行けてない理由?
だって仕事溜まってきたから。
前までは俺だけで処理できたけど先生たちは仕事押し付けてくるし、俺も気力持たんわw
今までそこまで力いれてやらなくてよかったけど、今は少し真面目に取りかからないとやべーと思いはじめ頑張ってる
だけど期限ギリギリなやつはでてくるもので困ってる...
それでも息抜きは必要でたまに抜け出して委員長サンに会いに行く。
いるときといないときがあるけど...まぁ書類しながら待ってるし、来なくても困らない。あの人真面目だからノックしてーって言ったら毎回ノックしてくれるしその間に書類を片付ける。
素で話せるとか素晴らしいわ。...それにネクタイしなくていいし楽
俺、窮屈なの嫌なの。カッターシャツ本当はボタンとかなくてもいいとか思ってるwそんな俺が第一ボタンまできっちり閉めてるって偉いって思わねぇwさすが俺w
肩こりすげーし、サラリーマンかよw
なーんかいいことないかなぁー
とか考えていたからなのかノックが聞こえた
―コンコン
《ガチャ》
「失礼する」
「委員長、今日はどうしたんですか?」
「書類の方はどうだ?」
「なんとかできてます」
“いち”で話していたら...まぁ俺がアドバイスとかしてたけどw副会長の俺とも話はじめてなんかいつのまにか普通に話せる仲にはなった。主に仕事の話だけど
前みたいに嫌悪な雰囲気になるようなこともないし、わだかまりもない
「体調は大丈夫か?」
なんと心配までしてくれるとかほんと関係変わった
「ええ、貴方達のお陰です」
いつもの薄っぺらい笑顔を向ける
「俺はなにも」
それの違和感に気づきながらも普通に話してくれるのは有難い
「してくれるじゃないですか、こうして定期的に生徒会室に足を運んで様子を見てくれますし、たまに手伝ってくれてますよね」
そう言って笑みを深める
「なんだ、知っていたのか」
「そりゃわかります。他の資料がごっそり抜けているんですから、本当にいつもすみません」
マジ感謝しかない
「いいんだ。......アイツらはどうだ?」
少し躊躇うように言った委員長
「...もうだめそうです」
「そうか...」
アイツらとは、他の生徒会メンバー。
ダメなのはもう戻ってくれないということ。
何度言っても駄目そうだ。
戻ってくれと言いに行く度に睨まれるし、転校生には仕事しろとか、遊ぼうとか矛盾しまくりなよくわからんこといってくるし...最悪だわ
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