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22,憂鬱にしおりをはさみました!
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22,憂鬱
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俺はその日、なにもする気が起きなかった。
というか、この足だからなにも出来なかった。
クロノア「ぺいんと、今日はゆっくり休め。その足じゃ動くのも大変だろうし…ともさんのことも心配だろ?」
ぺいんと「…ありがとう、クロノアさん」
クロノアさんはいつも僕の心を見透してるようだ。
俺はみんなが自分の役割をこなしている中、1人でただぼーっとしていた。
ダークの事が、頭から離れなくて。
いつの間にか、日が落ち始めて辺りが暗くなっていた。
クミ「さん…ぺいんとさん」
ぺいんと「はっ…ん?なんですか…?」
クミ「…大丈夫?」
ぺいんと「あぁ、大丈夫…です」
大丈夫なわけないけど。
クミ「…ちょっと手伝って欲しいんだけど」
ぺいんと「大したこと出来ませんけど…」
クミ「…とものとこ。行ってきて。きっとまた汗だくになってるだろうから、服替えてあげて。」
それなら俺にもできそうだ。
ぺいんと「…分かりました」
松葉杖をついて、ともさんの部屋に向かう。
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