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優馬の抵抗1にしおりをはさみました!
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優馬の抵抗1
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その日以降、菊池も優馬も七海美鶴の名前を出さなくなった。
合宿という名の軟禁が終わったあとは、優馬は夏休みの間特別自習室に行くことはなかった。
先生にとって俺は玩具で、手懐けて遊ぼうとしているだけ。
愛してるんじゃなくて、支配したいだけ。
手懐けてしまえば、飽きて終わりだ。
俺は七海のように、先生に見向きもされなくなるのがオチだ。
…わかっているのに。
それでも、先生が好き。
先生に飽きられないためには、抵抗し続けるしかない。
手懐けられちゃダメだ。
そして夏休みが終わり、2学期が始まった。
担任が菊池なのだから、学校にいけば当然先生に会うはめになる。
教室では優馬は下を向いて菊池と目が合わないようにした。
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