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4、大人の時間1にしおりをはさみました!
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4、大人の時間1
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「はぁ…?何言ってんだ手前…俺は眠いって言ってんだよ…さっさと退きやがれドアホ…。」
布団を剥され、部屋の光が目に入り顔を歪ませる。
「いやぁ?暇だし、ここで中也を襲ってビデオカメラにでも納めたら脅しに使えるなーって…?」
「はぁ…?何考えてんだって…。さっさと退け…眠い…」
自然と目をごしごしと擦り、うつろとした目でだざいを見つめる。どうしても退かない積もりらしく、相手の胸元を押すも疲れている力ではびくともせず大きな溜息をついて。
「だから私は暇なのだよ…だから中也を襲って脅しにする。合理的な考えじゃないか」
「何処が合理的だ。ふざけんじゃねーぞ」
動かせないことが分かれば睨み乍らぎゅーっと太宰の頬を抓る。
「いひゃいいひゃい…もう…諦めて私に襲われてれば??」
手を掴まれ、ベットへと押し倒される。びっくりするほどに力が強かった。いや、それ以上に、自分の体力が限界に近いのだと感じた。今襲われれば確実に明日は動けない。
「ぬかせ。はぁ…ったく…溜まってんなら一人で抜けよ…。なんなら芥川の野郎でも呼んでこようか?」
「芥川君となかやったら私殺されちゃう(笑 中也ぐらい、『小さければ』別だけれどね…??」
とわざとわしく口に手を当て、くすくすと笑う。もう相手にする気もうせてしまい、どーせ素股ぐらいで終わるだろう。明日風呂で皮が擦り剝けるぐらい洗ってやろう、と思い、「あぁ…もうさっさとやって帰れ。」と言い放った。
「……、だからね中也、大人の時間だって言っただろ…??」
太宰は、俺の口を強引に塞いでいった。
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