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ゴブリンとオークの村③にしおりをはさみました!
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ゴブリンとオークの村③
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ーーー次の日の朝、
昨夜の坂本先生の様子が気になった僕は余り寝付けずに、そのまま朝を迎えてしまった。
寝不足のせいか、少し頭痛がする。それに、僕が起きた時には既に想太も誠も寝室にはいなかった。
《この世界には、頭痛の痛み止めとかあるのかな?》
そんな呑気な事を思いながら、皆がいるであろう部屋へと行ってみる。
「$+&&*%+@%%*&?(あの人間達はどこに行った?)」
「%%@%+*&$(畑に行ってるよ)」
僕が扉を開けると、そこには信じられないような光景が広がっていた。
でっぷりとした体に尖った耳、そして鋭い牙を持つオークと、体が小さく、赤い瞳に緑色の肌をしている小鬼のようなゴブリンが一緒に料理を作っている。
思わず逃げそうになった僕だったが、動揺し過ぎてしまって足がうまく動かない。
「おい、優太・・・お前、何してんだ!?」
「あ・・・青木。いや、その・・・あれは此処では日常茶飯事なの?」
僕は、いきなり後ろの廊下から声をかけられビクッとしてしまうが、それが青木の声だと分かると不本意ながら安堵してしまう。
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