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王宮へ③にしおりをはさみました!
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王宮へ③
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「誠、大丈夫!?」
床に崩れ落ちてしまった誠に気が付いた僕は、慌てて真っ青になりながらも、誠の方へ駆け寄ろうとする。
しかし、サンがそれを許さない。
「何故・・・貴方ともあろう方が、マコトを庇おうとするのですか?」
「・・・えっ!?」
サンは何処となく悲しげな表情を浮かべながら、僕へと訳の分からない事を尋ねる。
訳が分からず、目を丸くしてサンを見つめる僕。すると、サンは呆れたのか、深い溜め息をついた。
そして、一旦、部屋から出るとグッタリとしている想太と青木と坂本先生を連れて、戻ってきた。
「貴方が・・・マコトを庇うというのなら、こちらにも考えがあります。この者達に危害を加えられたくなければ、今すぐに私達と王宮へ来て下さい。」
氷の様な冷たい表情を浮かべながら、サンは容赦なく僕へと言い放つ。
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