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重厚な扉の割には、脆いセキュリティーで戦闘型の2Rのハッキングシステムで扉のパスワードが解除され数百年の開くことのない扉が開いた。
「んっ...!!」
そこには狼狽える光景がそこに広がっていた。
生命維持装置に浸けたれている多数の人体兵器と思われる幼児体や酷い処分を受けた少年の人体兵器たち...おびただしい血液の跡が床にこびりつき、処分された時の悲惨さを物語っている。
「きついな...人体兵器の墓場か」
奥へ奥へ進んでいくと1機だけ機能している生命維持装置がある。大きな水槽のような特殊な生命維持装置は2Rも見るのは初めてだろうか、興味深そうにそれを見渡した。
「まだ...機能している」
《人体兵器と思われる個体の発見を確認、直ちに戦闘を開始。破壊或いは戦闘不能状態にせよ。》
戦闘システムオペレーションを無視して生命維持装置へと近づいていく2R。目を見開き中に保存されている人体兵器に動揺を隠せない。
「この子供が人体兵器」
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