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―1-3にしおりをはさみました!
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―1-3
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やっと、終わったぁ♪
長い長い(←時間的に)始業式も終わり、教室の前で一息。
周りが煩くて、校長の声が聞こえづらかったけど……大丈夫かね？この学校…
まぁ、いいや。
それで、僕の席はどこだろ？
番号順…な訳ないか…。彩雅だもんね。
じゃあ適当に…
あ！あの席に座ろうっと♪
窓際の１番後ろなんて、暖かそうで気持ち良く眠れそうだもん！
―――――……
窓の外から降り注ぐ光は、そりゃあもう…眠気を誘った。
今にも寝そう……という所で、急に僕の身体が宙に浮く。
…ん？なぁに？
眠たいのを我慢しながら、そっと目を開けると、僕を肩に担ぐ大男とその他、5名の男達。
はっ!???
眠気に勝てなくて、気配に気づかなかった!!!
この学校に来て、早々にやらかしてしまったらしい！
（↑体育館の一件は、それほど気にしていないっぽい…）
「……こいつ、借りてくから。」
僕を担ぐ大男は一言喋ると、教室の外へと歩き出す。
ちょっと、まてぇーい！
僕を置いてけよ!!
そして、そこで突っ立ってる先生!!
見てないで助けてってばぁーー!!!!!
僕の(心の)叫びは、空しい事に誰にも届かなかったみたい…
僕の夢にまで見た、平凡ライフがぁー！
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