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抵抗虚しく連れて行かれた先は…彼等の巣窟と化しているらしい、ある空き教室だった。
……こういうときって普通、“屋上”なんじゃないの?
え?漫画の読みすぎ?
…そ、そんな訳ないでしょーが...
……はい、半分嘘つきました、ごめんなさい。
知り合いの中に、そっち系に詳しい方がいらっしゃるので、ありえそうなシチュエーションは聞いてきちゃいました。
ガラララ…
扉が開いた先には、カラフルな髪をした頭達が…
『………』
…いやぁーー!!!
不良の巣窟じゃないですか!!この学校に不良が多いのは知ってたけども!
(↑不良しかいない。逆に、雪乃みたいな人種は珍しい)
僕を担いできた人達、全く不良さんに見えなかった。
ただのイケメンさんかと…
「「ちわっす!」」
挨拶はスポーツ少年的に、爽やかなのに…。声以外は全て、不良クンだなんて……
そして、この男達は慕われてんですね…
その事実を再確認してしまった僕。
『…………!!!』
逃げていいよね!?良いよね!?
僕に平凡ライフを返して!!!
僕…何のためにここ(=彩雅)に来たのか、分かんないじゃん!
平々凡々に暮らしたいがために、入ったのに!
(↑彩雅に入った事が一番の要因だと思っていない所が、そもそもの間違い…)
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