アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか？
お互いの印象。にしおりをはさみました!
- 文字サイズ：
- 行間：
- 背景色：
- しおりがはさまれています
-
お互いの印象。
-
一旦静まり返ったお店の中。
呆然と立ち尽くす僕や店員やお客さん達。
だが、静かだった店内は一斉に拍手が起こった。
パチパチパチッ！×2
｢おめぇーさんすげぇーな！｣
一人のおじさんが黒い服のサラリーマンの男性にそう言った。
｢そんな事ないですよ。
普通のことをした迄です。
あ、そう言えばあの少年は？｣
僕の事だと思い声を上げた。
｢こ…ここにいます。｣
黒い服のサラリーマンの男性は僕の声が聞こえたのか僕の方を向く。
｢良かったよ。無事で！｣
黒い服のサラリーマンの男性はニコッと
笑いかけた。
｢(心配してくれたのか。
そうだ。僕もお礼をしなければ…)｣
｢えっと…助けてくれてありがとうございました。その…お陰で怪我をしないですみました。｣
｢でも…僕のせいで怪我させてしまってすみません。｣
そう、梅澤が僕を殴ろうと右腕を振り上げた時に僕を庇って変わりに当たってしまったのだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
4 / 17
