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18歳以上ですか?
その二人。にしおりをはさみました!
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その二人。
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「…舐めて。」
有無を言わせないその言葉、存在。
目の前の男にどうしようもなく欲情する。
跪く俺の前に差し出された白い左足。
体毛はほぼなく、女のようにキメが細かい。
顔を上げれば、足よりも白い華奢な上半身を露わにし、ソファで腕を組み、身体の白さに負けないぐらい脱色された鎖骨につかない程度の髪、跪く俺を蔑むように見下す黒目がちの切れ長なアーモンドアイからの冷酷な視線とかち合う。
「早く、俺の言うこと聞けないの?」
強請るような催促。
半勃ち状態だったチンコはもうビンビンに張り詰めて我慢汁ダラダラの状態で今すぐにでも下着の中という窮屈な空間から解放して扱きたい。
そんな欲を抑えつけて俺は黙ったまま、差し出された足の踵を左腕で持ち上げ、右手でゆっくりと指を開かせる。他の指と少しだけ離れた親指の腹へ舌を這わせると、頭上から息を詰める雰囲気が読み取れた。
そのまま、親指の指紋を1つ1つ撫でるように舌を這わせ続け、爪先へ到達する頃には俺の唾液で足の親指の皮膚が浸軟していた。
程よくヤスリをかけられた爪に舌を張り付けるように密着させる。
そのまま上へと舐め上げ、爪先へキスを落とし咥え込む。
ぢゅ、ぢゅぽ、と卑猥で下品な水音が静かで生活感のない、ソファと机だけが置かれた、だだっ広い部屋に響き渡る。
「丁寧に、…そう、…んふ……じょーず。」
頭上からお褒めの言葉をいただき、そのまま頭を撫でられる。それに気を良くした俺は咥え込む親指に少しだけ歯を立てた。
「…なにしてんの。誰が勝手に噛んでいいって言った?本当駄犬だね、優は。」
そのまま思いきり肩を蹴られ、俺は後ろへ倒れ込んだ。その拍子に舌を噛んでしまったらしく、口の中が鉄臭い。
「すみませ、ん…。」
その鈍痛に顔を歪めつつ謝罪すれば、口の中に指を突っ込んできて喉奥へ挿し込む。
「謝るなんてガキでもできるでしょ。蹴られて勃ってんの?気色悪いね、さっさと舐めてよ。全部終わるまでやめさせないから。」
言い終われば口内から指が引き抜かれた。
倒れ込んだときにどうやら俺の愚息を見られてしまったようで、まるで汚物を見るような視線が突き刺さる。
息苦しさと喉の奥に残る異物感に涙目になる。
再び目の前へ差し出された足を先ほどのように抱え込み、親指と人差し指の間も丁寧に舐め上げ、そのまま残りの指も時間をかけ、ゆっくり、じっくりと下品な音を立てつつ高級料理でも味わうかのように舐め続ける。
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